乳がんを疑われていた日々と、非浸潤乳がんのブログ

乳がんを疑われている日々の記録でしたが、非浸潤がんとのことで、そのことを書きます。

ステレオグラフィ下マンモトーム生検後三日目

 

生検をしてから三日が経ちました。

 

シャワーは二日目から、ぬるめのシャワーで、上半身にゴミ袋をかぶって入りました。

 

昨日はふつうに入りましたが、なんとなくまだ浴槽のお湯には傷口をつけられず。

シャワーはかけてみましたが、濡れると表面の傷がピリピリ痛む感じでした。

テープの下、血が結構滲んで固まっている感じで、ちょっとまだ扱うのに冷や冷やします。

 

胸の中の傷は、なんとなく重い感じがしたり、なんとなくズキーンとする時はあるのですが、そんなに痛いわけではないです。

とはいえ、前回針生検したあと、一か月くらい夜になるとズキズキしていたので、今回もこれから痛くなる…かも…?

 

検査後、傷口周りが内出血で真っ黒になっている方のお写真を見ていたので、私も覚悟していたのですが、内出血は今のところありません。

 

私は針生検で乳管内の異形細胞が出ており、今度の検査でがん細胞が出ないと、要経過観察になります。

今後またマンモトームをやる可能性があるので、検査がそこまでつらくなかったのは本当に幸いでした。

 

がん細胞が出たら、手術するしかありませんが…。

 

 

 

 

ステレオグラフィ下マンモトーム生検

 

今回は、数日前に受けてきたステレオグラフィ下マンモトーム生検の話です。

ブログで書いてきたところからだいぶ時系列が先になりますが、どうしてもこの話は早く書いておきたかったので!

そしてこれを書いたら、ブログを公開設定にします。

 

S国際病院で受けたステレオグラフィ下マンモトーム生検、私は痛くありませんでした!!

少しだけ痛かったのは、最初のマンモグラフィの撮影の時に胸をぐっと寄せられた時と、局所麻酔の針がちくっとした時と、皮膚を切った時の微妙なピリっと感、最後の止血で強く掴まれた時だけでした。

 

やってること(5mmの皮膚切開の上、4mmの針を入れて組織を取る)から考えたら、ほとんど痛みはないと言っても過言ではありませんでした。

 

マンモグラフィも、針を入れるときは普段の撮影みたいにキツキツに挟まないので、ただ挟んでるだけという感じでした。

 

もちろん個人差とか病院の違いもあると思いますが、私はマンモトーム生検に決まってから、めちゃくちゃ怯えたので、そういう方に伝えたい…私は痛みは大したことなかったです。

 

以下は私の受けたステレオグラフィ下マンモトーム検査の詳細です。

 

検査一週間前から、サプリとアスピリン系の薬の休薬。

検査3時間前から、飲食は禁止。(安定剤は飲んでもいいと言われました)

当日は30分前に受付、下着と靴下以外検査着に着替えて、血圧の測定、マンモトーム室の前で待ちます。

かけたいCDがあったら持ってきてくださいということだったので、ユーリ on ICE!!!のオーケストラライブCDを持って行きました。

すごい緊張してて、指先が冷たくなっていました。脈も早かった。

担当してくれる看護師さんが問診票や同意書を確認してくれて、緊張してますよね、大丈夫ですか、と声かけしてくれました。

看護師さん、ユーリ好きの方で、CDを見て、誰が好きなんですか??とか聞いてくれました。看護師さんの推しキャラも教えてもらいました。

 

私は一回、検査の機械の故障で検査が延期になったことがあったので、ここまでは2回目の体験。

 

時間ちょうどくらいに、マンモトーム室の中へ。まず検査室の入り口で椅子に座り、放射線科のお医者さんが丁寧に自己紹介をしてくれて、検査の手順の説明。

 

マンモグラフィで撮影して位置を決める

②局所麻酔

③もう一度撮影して位置を確認する

④皮膚を切開して針を入れる

⑤組織を取る

⑥取った組織の中に石灰化があるか確認

⑦止血して終了

 

こんな感じだったと思います。メモったわけではないのでうろ覚えです。

 

皮膚の表面に使う局所麻酔より強い麻酔で、しっかりたっぷり奥まで麻酔するから、安心してくださいねと説明してもらい、安心しました。

 

しかし、順調に行って1時間、順調にいかないと2時間くらいかかることもありますがよろしくお願いします、と言われて、2時間ですか?!と聞き返してしまいました。

 

とにかく、最初の位置決めから体を動かさないことが大事な検査ですと何回も説明されたのですが、2時間はつらそうだな…とちょっと不安になりました。

しかし、もうやるしかない。覚悟を決めて台の上に登りました。

 

検査は、看護師さんと放射線科のお医者さん、もう二人くらい、おそらく放射線科の方と思われるスタッフさんがいました。

私たちがそばにいますからね、と安心させてくれます。

 

S国際病院のステレオグラフィ下マンモトーム生検は、うつ伏せでやるタイプでした。

胸の部分だけ30cmくらいの穴が空いている台にうつ伏せに寝て、検査する方の胸を穴から出します。私の場合は右。

そこで、動けなくなるけど姿勢大丈夫ですか?と確認されて、検査が始まります。

 

手の指に脈をはかる??クリップみたいなのを付けられました。脈が早いですね、緊張してますよねーと、看護師さんが手首を握ってくれました。優しい…。

 

マンモグラフィの撮影。1回目は強めに挟むので、少し痛みがありました。

撮影の結果が横のモニターに映るようになっていて、スタッフさんたちが画像を見ながら打ち合わせ。

この、スタッフさんたちの相談タイムが結構待ち時間があった感じでした。

 

位置が決まり、局所麻酔をします。

私の石灰化は乳首の上あたりにあるので、そのあたりに注射。

局所麻酔、液が入るとき痛いんだよなーと覚悟してましたが、あれ?針のちくっと感しかしない……。

奥にも麻酔していきますね、と2本目を打たれたっぽいのですが、もうなんとなく細い針が入っている感覚しかしませんでした。

針生検の時も局所麻酔痛くなかったんですけど、S病院の局所麻酔は痛くないのかな…??不思議だけどめちゃくちゃありがたい〜!

この時も、看護師さんが励ますように体をさすってくれたりして、ほんとありがたかったです。

 

もう一度マンモグラフィの撮影。今度は挟む圧がゆるかった気がします。

そこから、皮膚の切開。これが、ちょっとピリピリ感があって、痛いですか?と聞かれたので、なんかちょっと痛いというか、切られてる感があります、と言ったのですが、局所麻酔は感覚は消えないので、どうでしょうね、と。

そして、なにかされたらしく、これは痛いですか?と聞かれたのですが、もうなにも感じなかったので、大丈夫です、とこたえました。

 

そこから、一度大きい音がします、と言われ、驚いて動かないでくださいね、と言われます。

いろんなスタッフさんが、体を押さえるというか、体に手を添えてくれました。

バンッ、と、針生検の時みたいな、胸の中で衝撃がありました。痛みはなし。そんな大きい音でもなかったような。

 

その後、再びスタッフさんの相談タイムがあった気がします。

そして、何時方向二本、何時方向三本で行きます、とお医者さんが宣言(?)。

合計5本取りました。

組織を取るときは、ジーーーという、静かな音がします。胸の中では針がなんらか動いている気配。怖い感じはありませんでした。痛みはまったくなし。

 

5本とって、組織を確認してきます、と言ってスタッフさんたちが別室へ。しばらく待ちます。

この時も看護師さんがそばで話しかけてくれたりしていました。

 

スタッフさんたちが戻ってきて、お医者さんが、取れてましたよ、検査ものすごく順調ですからねー、と。

もう一度マンモグラフィの撮影。胸はずっと挟んだままなので、本当に撮影するだけです。

 

そして、お医者さんが、針を抜いて止血します、と言ってくれて、やっとちょっとホッとしました。動かないでと言われていたのもあって、体にぎちぎちに力が入っていたのをこの時実感しました。

 

止血は、最初は下向きのまま、お医者さんが胸を摘むような感じでぐっと押さえてくれます。

私の持ってきたCDを、いい曲ですね〜とか話をしてくれました。フィギュアスケートのアニメの曲なんですよ、と言ったら、聞いたことあります、僕も見てみようかなーとか。

放射線科のドラマが始まったのでなんかドキドキしながら見てます、とかもおっしゃっていました。

なんか色々話をしてくれて、優しい…と思いました。

 

10分くらい?押さえてくれたところで、仰向けになって看護師さんに交代。

そこからまた10分くらい止血してくれていたと思います。

看護師さんとは、ユーリの映画今年ありますねー、とか、実際のフィギュアスケートも見るようになっちゃいますよねー、わかりますー、みたいな話をしていました。

そんな話もしつつ、この後の生活の注意とかを話してくれました。

 

お風呂は二日間禁止とプリントに書いてあったのですが、ぬるめのシャワーで胸を濡らさないようにするなら、髪を洗ったり下半身を流すのはいいですよと言われました。

当日はお酒は禁止。運動も禁止です。あと、重たいものを検査した側で持たないでくださいと言われました。

 

止血をお医者さんが確認してくれて、傷口には針生検の時と同じようなテープを何本か貼ってくれました。その上から厚いガーゼを当て、強めにテープで止めて、検査終了。

 

スタッフの方たちにお礼を言って、検査室を後にしました。看護師さんは更衣室のところまで送ってくれました。

看護師さんもほんとに色々気を使ってくれてありがたく、お礼を言ったのですが、うまく伝わったかわかりません。

 

止血後半で、ちょうど検査が始まってから1時間でした。時計が見えたので。

お医者さんは、すごく順調でした、僕がやった中で最短かも、とおっしゃっていたのですが、それでも検査全部で1時間くらいでした。

うち、止血が20分くらいかな?

 

検査が痛みなく終わって、すごくホッとしました…。

これ以上長い検査になると、同じ姿勢でい続けるのがちょっとつらかったかな?というくらいでした。

 

少しでも安心させてくれようというスタッフさんたちの気遣いもとても感じて、S国際病院で検査ができてよかったです。

 

あとは、やはり乳管内に異形成の細胞があるという針生検と同じ結果になるのか、がん細胞が見つかるのか、結果を待つだけです。

 

次の診察は5月連休明け、できるだけ心安らかに結果を待ちたいと思います。

 

 

 

針生検の結果、2回目の診察

 

2月下旬、初診から18日後に、針生検の結果を聞きに行ってきました。

前回診ていただいた先生は休暇に入られてしまったとのことで、同じチームの若い女性の先生に説明を受けました。

「チームで、上の先生ともしっかり相談していますので、ご安心ください」と。

 

結果は、異型乳管内病変。

先生は絵を描いて説明してくれました。

この状態のことは色々ネットでも調べてみて、論文などもみてみたのですが、病理の詳しいことは素人の私にはわかりませんでした。

非浸潤癌とも言えないけど、正常な状態ではない、ということで理解しました。

 

もう少し調べてみましょう、ということで、やはりマンモトーム生検と、造影MRIとエコーを追加するとのことでした。

なんとなく覚悟していたけど、また癌の可能性と検査への恐怖で不安な日々が続くのだな…と暗い気持ちでした。

 

ただ、癌の進行の可能性について初めて先生から、「極めて初期の可能性が高く、おそらく癌だとしても乳管から出ていないステージ0、浸潤していたとしてもステージ1ということになると思います」と説明があり、どうも、そんなに切羽詰まった状況ではなさそう、ということもわかりました。

 

次の予定としては、三月初旬にMRI検査。下旬に放射線科の方によるエコーと、MRIの結果を教えてもらえる診察、四月上旬にマンモトーム生検になりました。

 

マンモトームの結果が出るまでまた2〜3週間かかるとのことだったので、結果が出るのは早くても四月中旬…。

これは長期戦になってきたぞ…ストレスで死なないようにしないと、と改めて思いました。

 

1回目の針生検後の話

 

二月の初めにS病院に初診で行って、針生検をしてもらってから、とりあえず結果は12日後と言われて帰ってきました。

しかし、それで病理の結果が出なければ診察は延期になる。そして、それでも病理の結果がグレーだった場合はステレオグラフィ下マンモトームになる、ということで、

ガンではありませんように…!という気持ちと、とにかく次の生検になりませんようにという気持ちで、心が入り乱れていました。

 

ところが、1週間後くらいだったと思うのですが、病院から電話がかかってきました。

やはり、病理に時間がかかっており、診察をもともとの予約の日から1週間後にして欲しいと。

また生検かも、と思うとお腹がぎゅーっとなって、胸がぐるぐるしたのを覚えています。

 

この時期は、とにかく家に一人でいないように、朝家事を片付けたあとは、近所の太極拳に行ってみたり、映画に行ったり、少し遠くの街に散歩に行ったりしていました。

 

 

 生検後の痛みがかなり長く続き、一ヶ月以上、決まって夜になると右胸の生検したあたりの一帯がズキズキ、ズーンと痛みました。地味に嫌な感じでした。

 

 

S国際病院初診、針生検

 

2月の初めに、S国際病院の初診に行きました。

一人では耐えられず、やはり母が付いてきてくれました。

 

初めて行く場所、初めて行く病院。

綺麗な病院でした。人がたくさんいて、母と待ち合わせするまで、病院のロビーにお菓子の出店が出ていて、飛ぶように売れていくのを見ていました。

病院ってお菓子が売れるんだ…と驚きました。

 

診察券を作るための初診の受付をして、ブレストセンターへ。

まずはマンモグラフィを取ってきてほしいとのことで、マンモグラフィを取りに行きました。

やはり、我慢できるけど、結構痛い。

検査するときは挟まれっぱなしで針を刺すなんて耐えられるかな…と不安が膨らみました。

 

問診票を記入し、私の検査や治療のためにとった組織やデータを研究のために使って良いか?という書類にイエスのサインをしました。

がんは死ぬことのない病気になってほしいですね。

 

不安で、普段より強めの安定剤を飲んだところ、わりとぼんやりできていました。

 

しばらく待っていると呼ばれました。

若い女性の先生で、おそらく研修医の先生だろうなと思いましたが、少しも上からな感じのしない、明るくてとても感じのいい先生でした。

診察室に入ると母の分も椅子を気遣ってくれたり、私のほかの持病や精神の病気の状態についても、よく聞き取ってくれました。

 

そして、なんとエコーで写れば今日すぐに生検ができるとのこと。

マンモグラフィで挟まないだけでも、早く終わるし負担感が違います。

 

エコーで診察してくれましたが、取れそうとのことで、当日の生検をお願いしました。

 

麻酔が痛い感じですか?と聞いたところ、麻酔も、激痛という感じでもないと思いますし、ゆっくり入れますから、あとは痛くないですよ、と言ってくれました。

 

1時間ほど待って、生検してくれました。

同意書にはマンモトームと書いてあったし、血圧を測ってくれた看護師さんもマンモトーム と思っていたようなのですが、実際はバネ式の針生検だったようです。

 

診察室で、体の下にクッションを入れて、左向きに傾きながら検査してもらいました。

 

本当に麻酔が痛くなくて、それだけでとってもホッとしたのを覚えています。

何回か私は局所麻酔で体を切る経験をしているのですが、結構液が入る時が痛くてつらかったので。

バチン、という機械の音を、こういう音がしますのでびっくりしないでくださいねー、と、あらかじめ聞かせてもらえました。

 

皮膚を切ったり、針が入るあたりはもうまったく何も感じません。

エコーで見ながら位置を決めるので、かなり針とエコーの機械をぐりぐり押し付けている感じはありました。

一度だけほんのちょっと痛くて、痛い、と言ったら先生がごめんなさい!と言ってすぐ引いてくれたので、その後も安心して検査が受けられました。

 

角度を何度も変えながら、8本くらい組織をとったかな?

体の中でバチン、という衝撃がありますが、痛くはないし、取るたびに大丈夫ですか??と確認してもらえるので、大丈夫でした。

 

止血で、仰向けのまま看護師さんに15分くらい抑えてもらいました。

今日検査があると思わなくて映画のチケット取っちゃったんですけど、映画に行ってもいいですか?と質問したら、「出血したりするほど大興奮しないですよね?大丈夫ですよ(笑)」

と。

 

ステレオグラフィ下マンモトームをやると思っていたのでホッとしましたーと言ったら、看護師さんが微妙な反応で不安になったのですが、

やはりそのあと、先生からの説明で、これではっきりしなかったらやはりマンモトームをやります、と言われて、憂鬱…。

 

結果が出るまでとりあえず二週間、病理が難しかったら三週間かかると言われました。

また待ち時間です。

 

その日は、とりあえず怖かった生検が終わった、という安堵感で、映画館でも眠気がすごかったです。

 

もしも結果が出なかったらマンモトーム、という不安を残しつつ、S国際病院の初診は終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

身体中が痛くなった話

 

もともとクリニックを受診した理由が胸の痛みだったのですが、不安のせいなのか数日で痛みはどんどん広がり、肩の周りや脇の下や肋骨、鎖骨、首回りまで痛みが広がりました。背中が痛いような気がする時もありました。

 

痛みで余計に不安が膨らみ、もっと早くに病院に行かないと死んでしまうんだろうか、などと考えては涙が出たりしていました。

 

ネットで調べていたら、どうも、乳がんが疑われてからそういう痛みを訴える人は結構いるらしく、女性ホルモンの作用らしいということはわかったのですが、それでも不安でした。

 

懸命な方はお医者さんにかかると思うのですが、不安すぎて病院にかかることもできませんでした。さらに追加でなにか痛い検査になったらどうしよう、とどうしても思ってしまって。

また、もう手遅れですね、と言われたらどうしよう、という想像をしてしまって。

 

痛みはついに甲状腺のあたりの腫れ感になり、唾を飲み込むたびに痛みがある感じがしました。37℃前半の微熱が下がらなくなりました。

 

これから初診、検査とあるのにインフルエンザになったら困ると思い地元のクリニックに予防接種に行ったのですが、そこでお医者さんの診察がありました。

首のあたりが腫れている気がするのですが、と言ったところ触診してくれて、先生は

「うーん?腫れてないと思うけどな」と一言。

インフルエンザ流行ってるので打っちゃいましょう、とさくっと打たれました。

 

それで、なんというか、自分の不安でこんなになってるのかな??と思い、このままでは診察を受ける前に参ってしまう…と、なるべく考えないようにいろんな予定を入れることに。

 

夫と温泉にも行き、一人で家にいないように外出するようにし、毎日なるべく楽しいことを一つはするようにしました。

そうしているうちに徐々に痛みが治まってきて、少しだけ安心することができましたが、不安と身体の痛みの相乗効果はすごかったです。

 

甲状腺の持病があるので、そのあと一応精神科で血液検査の際に調べてもらいましたが、異常なしでした。

 

 

 

 

 

 

 

病院の初診をとった話

 

二つの病院の紹介状をもらいましたが、私の中ではS国際病院に行きたいなと思っていました。

 

それは、私は精神の状態が治療を左右してしまう可能性があるので、精神科との連携がしっかりありそうなことと、また、女性の先生が多くて(女性の多さは、病院の風通しがいいのではないかと私は考えています)、患者に寄り添う乳がん治療をしている、という評判があることが理由でした。

 

同時に、調べていると、大きな病院は経験の浅い若い先生にあたるからよくない、という意見も見ましたが、どの先生にあたるかはどこの病院に行っても運次第だし…と不安をごまかしました。

 

まず、そちらに電話をかけたのですが、年始開けの予約センター、待っても待ってもつながらず。

 

一応、もう一つの病院の初診がいつ取れるかも聞きたくてそちらの予約センターも電話したのですが、やはりつながらず。

 

次の日、もう一度S国際病院の予約センターに電話。しばらくかけっぱなしにして、やっとつながります。不安で動悸が止まらない中、繋がるまでの音楽を聴き続けるのはつらいものがありました。

初診は、最短で一ヶ月後。

そんなに待って大丈夫なのかなと思いましたが、とりあえず予約を取りました。

 

もう一つの病院もまた電話すべきだろうか?

初診が早い方に行くべきだろうか?

 

…悩みましたが、S国際病院に行くのがいいような気がして(不安の中これ以上判断することがつらくて)

 

S国際病院の初診を待つことにしました。

 

ネットで有名な乳がんのお医者さんが書いているページなどで、そんなに急にどうにかなるものでもないのかな、と思ったところもあります。

 

ともかく、一ヶ月後まで、不安で死なないように過ごさないと、と思いました。