乳がんを疑われていた日々と、非浸潤乳がんのブログ

乳がんを疑われている日々の記録でしたが、非浸潤がんとのことで、そのことを書きます。

非浸潤乳がんで確定しました(そして治療がおわりました)

 

今日、手術で取った部分の病理結果を聞いてきました。

夫と二人で行きました。

 

どきどきしながら待っていましたが、一時間くらい待って、入院中にお世話になった私の担当チームの先生お二人が呼んでくださり、診察室へ。

さっと傷の確認をしてもらい、病理の結果に話が移りました。

 

結果は、非浸潤がん。浸潤なし。

グレード1、エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体は+。

HER2タンパクは1+。

センチネルリンパを一個とり、そこにリンパ節転移なし。

取った組織の端からもがん細胞は出なかったので、追加切除必要なし。

手術で根治できたといっていい状態。

 

取った組織の標本の写真を見せてもらいました。

脂肪の中に白い組織、青く染色された部分、赤の印がついているがんがあったところ。

それらをスライスして、調べてありました。

 

ホルモン治療について一応説明をしてもらいましたが、この状態だと飲んでも飲まなくても生存率にほぼ違いはないとのことで、私は薬の治療はやめておきました。

私の状態だと、八割くらいの方がホルモン治療はしないということです。

 

三ヶ月後にS国際病院にて経過観察。

乳がんに罹患した人は反対の胸の罹患率も上がってしまうということで、その後半年ごとに健側の定期検診ということになるそうです。

定期検診は、家から近いところに提携クリニックがあるという情報を得ていたので、そちらで引き継いでやってもらうことになりました。今日見てくれた先生も月に何回かそちらのクリニックにいるとのこと。

 

お風呂(浴槽につかる)と運動も、もう解禁でいいそうです。

診察室を出てから、ながーーーく息を吐いてしまいました。よかった。終わった。

 

非浸潤がんは、がんだけれども根治という言葉が使えるんですね。

手術して終わりということで、いわゆる乳がんサバイバーの方の治療とはだいぶ違うのでしょう。

私の乳がん治療は終わりました。

 

表面を残すことはできたものの、右胸の乳腺と脂肪はほぼなくなりました。

胸の周辺の感覚まだ感覚も戻っていないし、痛みが出たり、脇から後ろの肩甲骨にかけての感覚もぼんやりしています。

胸のアンダーを切ったところも、まだ表面に布が擦れると痛みがあり、下着の選択が難しいです。

でも、ともかく治療が終わったことは本当に嬉しいです。

 

この半年のストレスでだいぶ体の調子もよくないので、これからゆっくり普段の生活に戻していきたいと思います。

 

このブログにはまだ書いていない期間の話がぼこぼことあるので、これからの調子も書きつつ、ゆっくりですがそこの穴を埋めていければなと思います。 入院と手術のことも書いていないしね。

 

がんを疑われている時の相談先について

 

またしばらく間が空いてしまいました。

私は右胸皮下全摘手術・センチネルリンパ生検を終えて、退院したところです。

あまり術後痛みもなく、心配していた吐き気もなく、予定より早めに退院しました。

そのことはまた別に書きたいと思います。

 

体験に対して書くのが追いつかないので、とりあえず、今がんを疑われていて精神的に厳しい方への相談先について私の考えを書きたいと思います。

 

告知されるまで私が相談させてもらった先は、

 

・マギーズ東京

maggiestokyo.org

 

・がん相談支援センター

hospdb.ganjoho.jp

 

・個人で行っているカウンセリング

 

でした。

 

告知後は、サイコオンコロジー(精神腫瘍科)クリニックにもお世話になっています。

他にも、私はアダルトチルドレン自助グループにも通っているので、そこでも話を聞いてもらったりしていました。

 

 

マギーズ東京は、本当に最初に疑われて、頭が真っ白になって検査の恐怖でがちがちになっている時と、針生検の結果が出た時、告知後ですが手術前にも行ってお話を聞いてもらいました。

看護師さんにお話を聞いてもらえます。がん専門の看護師さんもいらっしゃるので、検査の詳しい手順や、術後のケアなど、医療的知識に基づいてお話を聞いたり、教えたりしてもらえます。

メンタルケアについては当たり前ですがお話を聞いてもらう方との相性があるなと思いました。

 

がん相談支援センターは、MRIの閉所と、造影剤の副作用が怖くて仕方なかった時に電話で話を聞いてもらいました。私は自分の病院のがん相談支援センターにかけたので、カルテにその旨を記載してもらい、いろいろと気持ちに配慮してもらった検査を受けることができました。

相談したのはその一回でしたが、私は非常に共感的にお話を聞いてもらえ、具体的に苦手なことや怖いことをカルテに書いてもらえるなどの方策を取ってもらえたので非常に助かりました。

 

 

個人のカウンセリングは、私はたまたま信頼できるカウンセラーさんがいたので、一旦終了していたカウンセリングを再開してもらいました。

一緒に乳がんのパンフレットを見てもらったり、私が調べている医療の情報を聞いてもらって、情報も気持ちも両方整理するのを手伝ってもらいました。

家族でも実はあんまりそういうことはしてくれなかったりしませんか?

私は結構ネットで調べまくるタイプだったので、とにかく自分の中でわかっていることと周囲の人の乳がん知識が乖離していき、孤独感をつのらせていました。

なので、私の知識を共有して、私の考えを整理してくれるカウンセリングは本当にありがたかったです。

カウンセリングは行かれたことのない方は敷居が高く感じるかもしれませんが、もし必要だと感じられたら積極的に行かれてみてはいかがかなと思います。

ただ、カウンセラーさんが信頼できるかどうかとか、相性とかがとてもあるので、しっくりこなかったらカウンセラーさんを変えることも大事だと思います。

 

 

術後の今になって思うのは、がんを疑われている段階から、その方はがんの(影響下にある)患者さんだということです。

まだ告知もされていないのに、と思って相談をためらう気持ちがあったのですが、今思うと疑われている段階って本当に不確定要素が強くて気持ちがつらいし、検査も決して楽なものばかりではないですし、堂々と相談に行ってよかったんだなということです。

 

今、がんを疑われていてつらくて不安な気持ちがある方には、ぜひどこかに相談に行って欲しいです。

私のおすすめは、三つくらい相談先を持っておくことです。

相談って不思議で、相談相手との相性とか、前回はいい感じに対話できたのになぜかその時話が伝わらないとか、勇気を振り絞って相談に行ったのに気持ちをちゃんと理解してもらえずに終わった気がするとか、そういうことが結構起こります。

 

そうすると、私はとてもつらい気持ちになります。追い詰められているほど、いっそ相談なんてしなければよかったんだ、とかも思います。

 

そういう時に、そこで絶望せずに、別の相談先に行ってみて欲しいです。(または一箇所でもその時々で相談員さんが違うことがあるので、再トライです)

そして、相談したけどうまくいかなかった気持ちもまたそこで話してみてほしいのです。

本当につらい時の相談ほど、数を打つのが正解かなと感じています。(もちろん最初の相談先でうまく話ができる、もしくは確実にコミュニケーションが取れる信頼できる相手がいるならそれは最高ですが)

 

私も上記の相談先をぐるぐるしながら、時に楽になったり、時にジャッジされて嫌な思いをしたり、しながら五ヶ月間をなんとか生き延びました。

 

今がんを疑われている方が、なんとかその時期を乗り越えられますように。

こんなコメントも閉じているような引きこもりブログですが、ここから祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再建はしないことにしました

 

数年前からインプラントも保険適用になった乳房再建。

私も術式が全摘なために、主治医の先生も最初から再建について色々説明してくれましたが、私は再建はしないことにしました。

以下に私が再建しないと決めた気持ちとか考えを色々書きますが、私は再建については患者さん一人一人が納得のいく選択ができることが一番だと思っています。

MY BODY MY CHOICE!

 

 

 

 

MRIの結果、異常の範囲が広いので外科的生検ができませんと言われた時から、もしがんと診断されたら全摘だろうなあと思っていたのですが、その時は、なんとなく、再建はやめておこうかなあと思っていました。

自己免疫疾患があり、体質的に異物を長いこと体に入れておいたりすることに不安があったためです。

 

しかし、いざ本当に全摘です、でも乳頭は残せるかも、となると、再建さえすれば体の形としては割と元に戻せるかもとか、あんまり喪失感を感じずに済むかもとか、温泉に行った時に周りの目を気にせずにいられる(個人的には全摘していたって、それは可能だとは思うのですが、悪意のある人もいるかなとか考えてしまって)惹かれる部分もあって、五月七日の告知から、ずっと迷っていました。

 

私の体のことだから、夫に聞くのは違うかなと思ってはいたのですが、がんの告知で混乱していて、再建も迷っていたので、「私の胸が平らになったら嫌だ?」と聞いてしまったりもしました。

夫は、「いや、別に」と言いました。私の納得の行くように決めて欲しいと。

そういう人だから私は彼が好きなのですが、私の意思の弱さから試すようなことをしてしまいました。

 

 

そんなこんなで、胸があるかないかにはあんまり思いはなかったのですが、今まであった自分の体が失われるのは、やっぱり悲しいなあと感じていました。

 

あと、なんとか全摘後もアンダーを締め付けない方法でパットとかつけられないかなあと思って調べていました。

昨日出先のトイレで、「ブラトップに慣れちゃったら終わってる」みたいな話をしている若い女性に遭遇しましたが、私なんてブラトップどころかブラトップのアンダーに入っているゴムすら我慢できなくて、タンクトップにパットだけついているタイプの下着を使っているんですよ。

めちゃくちゃ楽です。夏は涼しいし。体が締め付けられていると精神の状態によくないし。

この生活を手放したくないんですよね。全摘したら、補正しないと体のバランスが悪くなる場合もあるとか。そしたら重めのパッドつけなきゃいけないし、そうしたらタンクトップでは支えられないだろうし、面倒だなあと。

最終的には、形成の先生のお話を聞いてから決めようと思っていました。

 

 

数日前に形成外科の先生の診察も受け、再建についていろんな説明をしてもらいました。

いろんな方向から胸を写真に撮って、メジャーで胸のいろんな長さを図りました。

胸の形がインプラントと近いので、再建してもあまり形が左右で違うという感じにはならなそう、とも言われました。そうなんだ…。

 

傷の治りを聞かれ、今までの皮膚の傷跡を形成の先生に診てもらったところ、ケロイドになっていたり、赤みが強く盛り上がっていることを言われました。傷を治そうとする力が強いみたいですね、と。

自己免疫疾患の方でも再建されてる方はたくさんいらっしゃるそうですが、被膜拘縮という、体を守ろうとして体が異物の周りに膜を作ることで、乳房がぎゅっと締め付けられたみたいな形になってしまう現象が起こる確率が高いと説明されました。

それから、異物を体に入れていることで免疫系が刺激されてしまい、わっと炎症が出てしまうようなことも、可能性としては否定できないと。

(外傷や感染症で免疫系を刺激することで病気が悪化する可能性は、膠原病の先生にも昔注意されていました)

 

先日お話しした看護師さんがその日も面談をしてくれて、もしご自分で決めることが難しかったら、私たちが一緒に考えますよ、と言ってくれました。

 

 

一度持ち帰ります、と言って家に帰ってきましたが、

 

・免疫系を刺激して、せっかく関節痛のみで落ち着いている膠原病が悪化することは避けたい

・不安や恐怖を感じやすい精神の状態もあり、何かとトラブルが起きたり追加の治療が必要になった時の精神的負担が大きい

・面倒なことが嫌いで、術後下着で固定したり安静にしたりするのが嫌

・そこまで胸の形にこだわりがない(元々の体がなくなることについては悲しみはあります)

・もし再建したくなったら後からでもできる

 

 

こんな理由で、私は再建はしないと決めました。

決めたら早めに病院に電話してね、とのことだったので、昨日病院にお電話しました。

 

色々持病もあるので、とりあえず、乳がんを取る手術の傷が無事に(できることなら綺麗に)治ることを祈りたいと思います。

 

タンクトップにパットだけの生活、なんとか補正の方法を見つけて続けられないかなあ…。

 

S国際病院、麻酔科と乳腺科に行く

 

先週金曜日に、麻酔科と乳腺科に行って、お昼から午後5時過ぎまで、いろんな説明を受けたりヒアリングを受けたりしてきました。主治医の先生の診察もありました。

夫が一緒に来てくれました。

 

まず麻酔科。

薬剤師さんの飲んでる薬チェックと、アレルギーなどの確認。手術の前には血液が止まりにくくなる薬とサプリメント系、漢方などは飲まないでほしいとのこと。

よかったのは、昨年痔の手術した時に術後使って吐き気の出てしまった、ソセゴンという痛み止めのことを申告できたことです。

 

そのあと麻酔科の看護師さんの面接。手術当日の麻酔についての流れや、麻酔がかかるとどんな感じで、起きた時はどんな感じで、という詳しい説明をしてくれました。

心配なことを聞かれたので、吐き気が起こると精神不安定になってしまい辛いので吐き気をなるべく避けたいという話をしました。

若い女性や、乗り物酔いしやすいと比較的起こりやすいのだそうですが、それに対する薬とかもあるので、手術当日は周りのスタッフや看護師さんになんでも言ってくださいとのことでした。ちなみに私は(もちろん?)乗り物酔いしやすいタイプです。

 

次に歯科衛生士さんの口腔内チェック。私の歯は人工呼吸器で折れてしまうリスクは少ないとのことでしたが、リスクは0ではないので覚えておいてくださいと言われました。3000円ちょっとで歯にかぶせるマウスピースも作れるそうですが、とりあえず見送りました。手術前に歯医者さんに行っておいて欲しいそうです。

 

最後に麻酔科の先生の面接と、麻酔についての同意書にサイン。

麻酔科の先生は陽気な男性の先生で、麻酔が効かなかった人も麻酔から覚めなかった人もいないので安心してください、と笑わせてくれました。

ここで、また吐き気のことを聞く私。

点滴で吐き気どめをたくさん使うので、最近それでも吐き気が出る人は滅多にいないですね、とのこと。S国際病院は、麻酔後の吐き気に対してかなり気を使っているとのことでした。痛み止めもソセゴンがダメという情報をみて、今回は違う系統のお薬を使っていきますからね、とのことでした。ちょっと安心しました。

 

 

次に乳腺科へ。

主治医の先生との診察では、まず先生が術式について私が納得しているか確認したかったようで、全摘がいい理由をもう一度説明してくれました。

私は、そこについてはもう覚悟はできていたので、全摘で構いません、とお伝えしました。

 

前回、乳頭が残せるか、放射線科の先生と相談しますということだったのですが、残せるそうです。

結構これについて不安があって、残したところから再発しませんか?という私の質問に、最近多くなっている術式なので、再発についての本当に正確なデータはまだわからないこと。しかし、1cm以上がんから距離を取ることができて、残る乳腺の量から考えても、再発の可能性は低いだろうということ。そもそも、取ったほうが安全な人には勧めていない術式だということを説明してもらいました。

 

まだ最終的なデータが出てないっていうことについてはちょっと不安が残りますが、先生は残しても安全だと考えているということで、私も乳頭が残るのは嬉しかったので、それでお願いすることにしました。

 

再建については、私は免疫の病気があるので、あんまりしなくていいかなと思っているがまだ迷っているというお話を前回したのですが、今回も、まだ形成の先生のお話も聞いていないんですもんね、ということで、まだ先送りに。

とりあえず再建する前提で手術の同意書を出しますので、ということでした。

血液検査の結果が、甲状腺の数値がよくなかったため、S国際病院の内分泌の診察を一度受けることになりました。

 

 

S病院のブレストセンターはいつ行ってもかなり混んでいるのですが、この日は特別混んでいた感じもあり、受付の方から 、今ちょっとゴタゴタしているので、次の看護師さんとの面談の前に一階で入院の申し込みをしてきてくださいと言われ、夫と一階に移動し、入院の受付に。

S国際病院は標準が個室入院で、1日あたりかなりのお値段なのですが、案内の方は無料の部屋も案内してくれました。あっ、一応あるんだーと。

私は今回は個室でお願いしました。しかし、1日も早く退院したいお値段でもありました。

 

ブレストセンターに戻り、看護師さんとの面談…の前に、入院してからの流れや再建などについてのDVDを鑑賞。私はまだ再建が不確定だったので、再建ありバージョンとなしバージョンの2タイプをみる。

そのあとの面談も、看護師さんは一応再建ありの前提でご説明しますねーということで、色々説明をしていただき、その後、今の不安とか、体の状態についてヒアリングしてくれました。

 

しかし、実はこの日朝から精神科のクリニックに診療情報提供書を取りにいき、そこから移動して午後ずっとS国際病院にいる感じだったので、すでに夕方の時間、疲れ果ててあんまり看護師さんの説明が頭に入りませんでした…。

っていうか、なんとなく知ってはいたけれど、いくらインプラントが保険適用になっても胸を再建するって簡単なことではないし、ケアとか気を使うこともたくさんあって、大変なんだなあ…やっぱり再建はしなくていいかも…とぼんやり思っていました。

 

最後に、再建する患者さんは鼻の中の菌を調べておくそうで、インフルエンザの時の鼻の中に突っ込むアレをしました。鼻の中の菌の種類によっては、再建の時の感染の可能性が高くなるので、手術前に鼻の中に軟膏を塗ったりするそうで。

検査の道具を見るだけで怯えるようになった私がとっさに、「痛いですか!?」ってなったら、看護師さんが、インフルエンザの時のやつと同じですよー、と。

(病気になったり検査したり手術したり)嫌なことばっかりよね、と慰めてくれました。

 

 この方は、患者さんのメンタルケアとかもしてくださる職の看護師さんだったらしく、だいぶ丁寧に話を聞いてくれて、一応精神科の予約を入れましょうか、とか、普段飲んでる精神の薬は手術後の夜も飲めるので(むしろ飲んだ方がいいので)大丈夫ですよとか、今一番きつい時期なので、安定剤は臆せず飲んで!!とか、精神系のこともだいぶフォローしてくれました。

 

全部終わって病院を出ると、午後5時過ぎ。

昼から、午後まるまる病院で過ごしたことになります。待ち時間も長くて、診察とかは緊張もするし、ふらふらになって家に帰りました。

 

 

 

 

 

婦人科に行ってきました

 

左下腹の痛みが心配だったので、婦人科に行ってきました。

もー、すごい不安でした。またがんだったらどうしよう、とか、痛い検査になったらどうしよう、とか。

 

結果、とりあえず大丈夫でした。

エコーで診てもらって、子宮も卵巣も綺麗だから心配ないよと。昨年していないので頸がんの検査をしてもらってきました。

結果は一週間後です。

 

痛みについては、場所が動いているとのことなので、腸が動いているのが痛いのではないか、相当ストレスがかかっている時期なので、精神的なものかもね…と。

 

ネットの口コミで評判がいい、恵比寿にあるクリニックに行ってきたのですが、話しやすい元気な女性の先生で、安心しました。

 

乳がんのことは伝えたのですが、そのことも話を聞いてくれて、寝られてるかとか、手術には体力が必要だからね、とか、精神のお薬飲んでたりする人は色々心配しちゃうとこあるでしょ、ストレスよくないからゆったり過ごしてね、とか、諸々心配してくれました。

ありがとう先生…。

 

とりあえずホッとしました…腹はまだ微妙に痛いけど…。ストレスなのかな…??

 

また一週間後に検査結果聞いてきます。

 

 

 

 

 

がんと告知されてから・体の不調の不安

 

 

疑われていた日々の話が途中で止まっていてすみません。

流石に、がんと告知されてからは、疑われていた時とはまた違ったきつさがあって、精神的に辛い日々です。

一度、急に辛くなって外のトイレで泣いてしまいました。

 

超早期(今の所)でよかったじゃん…っていう気持ちと、手術嫌だなあ、胸がどんな風になっちゃうのかなあ、再建どうしようかなあ、再発したら嫌だなあ、みたいな不安と負の循環が交互にきます。

 

友達や親にも話しましたが、早期でよかったじゃん、みたいな反応が、そうだよねーって思える時と、これから胸を全摘するのに何がよかったんだよ…?ってすごい心が狭くなる時があって、これが病気の人の気持ちか…。って体験しています。

 

乳がんの人のブログをたくさん見ていたので、なんとなく、これ読んだことあるやつだって思いました。非浸潤がん全摘の人への、「早期でよかったじゃん」。これ、他の人も複雑な思いを抱いていたやつ…これ進研ゼミでやったとこだ…。

 

なんか、そういう反応より、これからどうなるのかとか聞いてもらいたいというか、大丈夫だよ、側にいるよって励まされたかったのかもしれません。わがままだけど。もちろん早期で見つかったことはすごくよかったと思っているけど、実際体を切るのは私なので。

 

 

そのストレスなのか、左下腹部(たまに上腹部)になんだか痛みというか、違和感が出ていて、そのことでまたがんなんじゃないか、っていう不安が出て、怖くてなかなか病院にも行けずじまいです。

もともと二十歳の頃からストレスがかかると臍の左横に脈が出てしまって、数年前に一度CT撮ってもらったことはあるんです。その時はとりあえず異常はないと言われたのですが、その違和感が広がってきてしまった感じがあります。

昨年婦人科検診に行けていないので、下腹っていうことは婦人科に行ったほうがいいのか、内科に行ったほうがいいのか。

婦人科の検査も痛そうなのがあるなあ、おい…。

本当に痛い検査が怖くて、怖いです。あと、検査っていうものが結構怖いです。結果のわからない状態で、もしかしてすごい悪い状態かもって思いながら受けるのがもう怖い。

 

一昨年から、謎の湿疹で皮膚科受診→皮膚生検します(結果原因不明)

      肛門科受診→なんか痛い検査→痔瘻でした手術です

      乳腺科受診→がんかも生検します(二回)→がんでした手術です

と来ているので、もう病院自体を受診するのが緊張するようになってしまっています。

私のメンタルはほんと不安に弱いので、動物病院に行くだけでビビっている犬の様子を想像してください。あれです。

 

内視鏡系も嫌だけどまだ頑張れる気がする。とにかく生検が怖いです。早く光で照らすだけで体の悪いところと病気の特定が全部できるようになってほしい、という夢のような話を時々しています。

いや、血液くらいは取られてもいい…。

 

結構真剣に今後の自分の健康のためにこの病院恐怖をなんとかしていかないと、という感じなので、S国際病院の精神科の予約を取ってもらったので、今度話してみようと思います。

というか、この下腹の違和感どうしよう…嫌だなあ…。

 

 

 

乳がんでした

 

しばらく間が空いてしまいました。

マンモトームの傷は、もう表面のかさぶたも剥がれた感じです。中の痛みもありません。(乳腺症があるので胸自体はズキズキしていますが)

針生検の時より、中の傷が痛むことはなかった感じでした。青あざも薄っすらとしかできなかったです。

 

さて、今日、生検の結果を聞いてきたのですが、非浸潤ガンということで、先生からお話がありました。

 

と、いうか、受付機に診察券を通したら、今日の予約一覧にもうレントゲンと心電図が入っていて、これは、手術するやつじゃん…と。

付いてきてくれた夫に、「これもうガンだわ…!」と思わず言ってしまい、となりにいたおじさんをビックリさせてしまいました。

 

受付機に告知されたくなかったです。その時はさすがに衝撃を受けましたが、今となるとちょっと面白かったのでまあいいんですが。

 

 

今まで診てくれた先生たちのチームの、ボスの先生が今日は診てくれました。女性の、話しやすい感じの先生で、執刀もその先生がしてくれるそうなので、とりあえずホッとしました。

 

非浸潤ガンだけど、拡がりが大きく、5.2×5.8cmくらいあるとのこと。全摘です。

患部が乳頭から離れているので、乳頭が残せそうかどうかは、もう一度先生が放射線科の先生と話し合うとのこと。

 

細胞の増え方?感じ?自体は、ガンと診断するかしないかのぎりぎりだったらしく、病理の先生が会議を開いたそうです。

早期も早期、専門家はフラットタイプ、と呼んでいる状態ですと先生が教えてくれました。

 

異型乳管内病変、と言われてから乳がんの病理について少し調べていたのですが、病理の判断は複雑なものなんですね。

私は黒か白、がんかそうでないかははっきりとわかるものだと勝手にイメージで思っていましたが、そうではなくて、曖昧な段階がたくさんあるのだなと知りました。

 

 

再建のお話を前提に色々説明してもらいましたが、私はあんまり再建に興味がなくて…迷っています。

形成外科の先生の説明を予約してもらったので、そこで色々質問して決めようかな。

 

 

昨年末から、確定診断まで五ヶ月かかりました。長かった…。

 

今の憂鬱とか不安は、取ってみたらもっと進んだガンだったって言われないといいなあということと、手術の後の一晩がつらいんだよなあ…嫌だなあとということです。

 

放射線はやりません。ホルモン治療については今日は何も聞いていません。

 

この後は麻酔科の受診と、私は膠原病甲状腺機能低下症があるので、血液検査の結果をもう一度乳腺の先生から聞くのと、精神科の看護師さんの面談と、形成外科の先生との面談を予定してます。

 

というわけで、このブログは非浸潤?(おそらく)ガンのブログになります。

もしよかったら、これからもよろしくお願いします。