乳がんを疑われていた日々と、非浸潤乳がんのブログ

乳がんを疑われている日々の記録でしたが、非浸潤がんとのことで、そのことを書きます。

非浸潤乳がんで確定しました(そして治療がおわりました)

 

今日、手術で取った部分の病理結果を聞いてきました。

夫と二人で行きました。

 

どきどきしながら待っていましたが、一時間くらい待って、入院中にお世話になった私の担当チームの先生お二人が呼んでくださり、診察室へ。

さっと傷の確認をしてもらい、病理の結果に話が移りました。

 

結果は、非浸潤がん。浸潤なし。

グレード1、エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体は+。

HER2タンパクは1+。

センチネルリンパを一個とり、そこにリンパ節転移なし。

取った組織の端からもがん細胞は出なかったので、追加切除必要なし。

手術で根治できたといっていい状態。

 

取った組織の標本の写真を見せてもらいました。

脂肪の中に白い組織、青く染色された部分、赤の印がついているがんがあったところ。

それらをスライスして、調べてありました。

 

ホルモン治療について一応説明をしてもらいましたが、この状態だと飲んでも飲まなくても生存率にほぼ違いはないとのことで、私は薬の治療はやめておきました。

私の状態だと、八割くらいの方がホルモン治療はしないということです。

 

三ヶ月後にS国際病院にて経過観察。

乳がんに罹患した人は反対の胸の罹患率も上がってしまうということで、その後半年ごとに健側の定期検診ということになるそうです。

定期検診は、家から近いところに提携クリニックがあるという情報を得ていたので、そちらで引き継いでやってもらうことになりました。今日見てくれた先生も月に何回かそちらのクリニックにいるとのこと。

 

お風呂(浴槽につかる)と運動も、もう解禁でいいそうです。

診察室を出てから、ながーーーく息を吐いてしまいました。よかった。終わった。

 

非浸潤がんは、がんだけれども根治という言葉が使えるんですね。

手術して終わりということで、いわゆる乳がんサバイバーの方の治療とはだいぶ違うのでしょう。

私の乳がん治療は終わりました。

 

表面を残すことはできたものの、右胸の乳腺と脂肪はほぼなくなりました。

胸の周辺の感覚まだ感覚も戻っていないし、痛みが出たり、脇から後ろの肩甲骨にかけての感覚もぼんやりしています。

胸のアンダーを切ったところも、まだ表面に布が擦れると痛みがあり、下着の選択が難しいです。

でも、ともかく治療が終わったことは本当に嬉しいです。

 

この半年のストレスでだいぶ体の調子もよくないので、これからゆっくり普段の生活に戻していきたいと思います。

 

このブログにはまだ書いていない期間の話がぼこぼことあるので、これからの調子も書きつつ、ゆっくりですがそこの穴を埋めていければなと思います。 入院と手術のことも書いていないしね。