乳がんを疑われていた日々と、非浸潤乳がんのブログ

乳がんを疑われている日々の記録でしたが、非浸潤がんとのことで、そのことを書きます。

身体中が痛くなった話

 

もともとクリニックを受診した理由が胸の痛みだったのですが、不安のせいなのか数日で痛みはどんどん広がり、肩の周りや脇の下や肋骨、鎖骨、首回りまで痛みが広がりました。背中が痛いような気がする時もありました。

 

痛みで余計に不安が膨らみ、もっと早くに病院に行かないと死んでしまうんだろうか、などと考えては涙が出たりしていました。

 

ネットで調べていたら、どうも、乳がんが疑われてからそういう痛みを訴える人は結構いるらしく、女性ホルモンの作用らしいということはわかったのですが、それでも不安でした。

 

懸命な方はお医者さんにかかると思うのですが、不安すぎて病院にかかることもできませんでした。さらに追加でなにか痛い検査になったらどうしよう、とどうしても思ってしまって。

また、もう手遅れですね、と言われたらどうしよう、という想像をしてしまって。

 

痛みはついに甲状腺のあたりの腫れ感になり、唾を飲み込むたびに痛みがある感じがしました。37℃前半の微熱が下がらなくなりました。

 

これから初診、検査とあるのにインフルエンザになったら困ると思い地元のクリニックに予防接種に行ったのですが、そこでお医者さんの診察がありました。

首のあたりが腫れている気がするのですが、と言ったところ触診してくれて、先生は

「うーん?腫れてないと思うけどな」と一言。

インフルエンザ流行ってるので打っちゃいましょう、とさくっと打たれました。

 

それで、なんというか、自分の不安でこんなになってるのかな??と思い、このままでは診察を受ける前に参ってしまう…と、なるべく考えないようにいろんな予定を入れることに。

 

夫と温泉にも行き、一人で家にいないように外出するようにし、毎日なるべく楽しいことを一つはするようにしました。

そうしているうちに徐々に痛みが治まってきて、少しだけ安心することができましたが、不安と身体の痛みの相乗効果はすごかったです。

 

甲状腺の持病があるので、そのあと一応精神科で血液検査の際に調べてもらいましたが、異常なしでした。